中国伝統医学の面白いところは、環境と人体との相対関係を、「そら、あってあたりまえ」というところから話が始まっていることだと思っています。
2000年ぐらい前に成立した書物にすでに、四季折々の天候変化に体調が左右されることが書かれてあります。
人間を機械のように独立した個体とみなす西洋医学100%で診療やってた頃は、いやいやいやいやそんなわけが、と多分思っていたと思いますが、昔すぎて忘れました…
雨の日、そして梅雨時に不調になる人には体の水分を出しやすくする生薬を使うのが定番です。
さらに興味深いのが、そもそも体に水がたまりやすくなる根本も治療していくと、そんなに梅雨を恐れなくてすむようになる<かもしれない>ことです。
個人的には、
お気に入りの傘や雨具を用意すること、
そして
普段からのことではありますが
楽しい毎日を過ごすことを推奨しています。
「梅雨だーいやだー」て思うだけで、気の流れが滞りますので ^ ^ ;
とりあえず、梅雨時の体調不良、不快感を少しでも減らしたい、漢方でなんかできることはないかいなという方、ご相談をお待ちしております。