人間の作った社会にどっぷり浸かって生きておりながら、時々そこにいることが嫌になったりもして、
でもヒトの作る建造物に癒されたりもするもんです。
差異を楽しむっていいと思うんです。
曇天と青空の差異を楽しむ。
冬と春と夏と秋の差異を楽しむ。
あの国とこの国、この国と自分の国の差異を楽しむ。
以前の自分と今の自分の差異を楽しむ。
あの人とこの人、この人と私の差異を楽しむ。
ネタが無尽蔵なのがいいです。
今年はいろいろ辛い一年でしたが、
面白いこと楽しいこと、
興味深いこと、前よりよくなったこと、
前より良いぞ!と思えることもいろいろありました。
違うことはよいことだ、とみんながみんな思ってくれるわけではないですし
自分が「よい!」「おもしろい!」「これだ!」と思ってても賛同が得られないこともありますが、
とにかく自分だけで、とりあえず自分の中でだけでよいから楽しめるようになると便利です。
自分以外の人がいろいろ言ってきても、時にスルーです。スルースキル重要ですね。
曇天模様に見えても、振り向けば青空があるかもしれない。
今なくても、また見えてくるかもしれない。見るかどうかは、多分自分次第で、
振り向くなと言われても振り向いてしまえばよいかも。
振り向く気分でなければ、前だけみとけばよいかも。
今年の年の瀬、例年以上に人の生とか世とかに思いを馳せています。
子供の時にテレビで見て大いに感銘を受けた(というかすかな記憶がある)黒澤映画の「生きる」を見ています。
いのち短し恋せよ乙女。
乙女でなくとも、恋でなくとも。
来たる年も、少なくとも内面世界に関しては、生きたいように生きたいですね。
明るい一年になりますように。